放浪哲学―11年かけて130カ国15万キロの自転車ひとり旅

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放浪哲学―11年かけて130カ国15万キロの自転車ひとり旅

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  • サイズ B6判/ページ数 387p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797358957
  • NDC分類 290.9

内容説明

28歳のときに6年間勤めた会社を辞め、世界一周の自転車旅に出た。最初は3年半かけて60カ国程度を旅するつもりだった。しかし結局、11年かけて130カ国を訪れ、南極以外のすべての大陸を走破した。走行距離は地球4周分にもなる15万キロ以上。これまで世界一周をした通過国数、走行距離の日本記録を塗り替えてしまった。

目次

第1章 世界一周自転車旅へ出発(一九九八年六月~一九九九年六月)(なぜ、なぜ、なぜ―九八年六月・日本;自転車は本当に届くのか―九八年七月・アラスカ州 ほか)
第2章 西ヨーロッパ(一九九九年六月~二〇〇〇年八月)(執拗な荷物検査を受けて意気消沈―九九年六月・スウェーデン;ヨーロッパ最北端を目指して前進―九九年六月・スウェーデン ほか)
第3章 アフリカ(二〇〇〇年八月~二〇〇一年九月)(アフリカの洗礼―〇〇年八月・モロッコ;巨大なゴキブリとハエの大群に大わらわ―〇〇年九月・モロッコ ほか)
第4章 東南アジア、オーストラリア、南米、北米(二〇〇一年九月~二〇〇五年七月)(道も警官もタイから一転―〇一年一一月・カンボジア;航空料金以上の超過手荷物料金―〇一年一二月・オーストラリア ほか)
第5章 再び西ヨーロッパへ(二〇〇五年七月~二〇〇九年一〇月)(四〇年以上世界を走り続けるハインツさんと再会―〇五年七月・フランス;イタリア人サイクリストとモンブラン登頂―〇五年八月・フランス ほか)

著者紹介

中西大輔[ナカニシダイスケ]
自転車地球旅行人。1970年兵庫県生まれ。6年間の住宅メーカー勤務後、1998年7月から北米を皮切りに南米、欧州、アフリカなど、2009年10月まで11年かけて130カ国15万キロの自転車世界一周を達成。訪問国数と走行距離は日本人として最高記録。2004年にはペルーのカハマルカ州より名誉州民章を受賞。日本アドベンチャー・サイクリストクラブの「地球体験ペダリアン大賞」「植村直己冒険賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

単身、自転車で世界を走破

やろうと決めて努力すれば、できないことは何もない。

「自分の体力で自転車世界一周ができるか」。11年前、こんな思いにかられて、6年間の住宅メーカー勤めでためた600万円を元手に、愛車にまたがって旅に出た。
日本を拠点にした場合の「自転車世界一周」の定義は、「大西洋を挟んで2大陸以上を走破し、赤道を越えること」。3年半ほどかけて60ぐらいの国を回れば、と思っていたが、行きたくなったところを走っているうち、訪れた国は130か国に。走行距離は地球4週分に近い15万1849kmになった。
南極以外の大陸はすべて走った。タイヤ82本、チェーン15本をつぶし、ペダルは5回交換した。「世界一周」を果たした日本人は約70人いるが、117か国、11万6780kmというこれまでの通過国数、走行距離の記録を大きく塗り替えた。
ブラジルではサッカーの王様ペレさん、米国ではカーター元大統領に、アポなしで面会した。「頑張って旅を続けて」と励まされた。アフリカ南部のナミブ砂漠では、面会したくないハイエナが2頭現れた。料理用ナイフを握りしめ、野宿のテントの中でじっとしていたが、「立ち去った後も不安だった」。
日本アドベンチャー・サイクリストクラブの「地球体験ぺダリアン大賞」を受賞。苦楽を共にした愛車とゴールに決めた授賞式に臨み日焼けした顔に笑みを浮かべた。
やろうと決めて努力すれば、できないことは何もない。やろうとしなければ、チャンスは逃げていく。世界一のものを求めて、単身、自転車で世界を走破した青年の手記。


本書の読者は、自分がなしえない前人未到の旅を疑似体験しながらヒューマニズムに触れ、人によっては「自分探しの旅」に出る。11年かけて130カ国15万キロの自転車世界一周一人旅というのは、世界のいろいろな旅の記録の中でもなかなか見ない。寂寥とした中での熱い出会いを素直に語り、静かでありながら力強い小説を読むような感動を読者は覚えるであろう。全編がほんわりヒューマンだが、旅そのものは命がけ。一つひとつが豊饒なドラマそのものである。
さまざまなエピソードをベースにして、著者は内側を見つめ、じわじわと自分の思考を深める。それがこの手記に表れてくる。自分の体を必死に動かし、いくつもの「へこたれ」や「恐れ」、「闘志」、「耐え」、「挑み」の感情を持った上で出会った風景の数々を読者は感じる。とにかくこれは、日本の青年が挑んだ、繊細かつ逞しい大冒険記だ。

口絵(旅中のカラー写真)

第1章 出発 アラスカからペルーまで(1998.7-1999.6)
1.私の出会った主な著名人とお世話になった親切な人々
2.「なぜ旅に出るのか」熊本日日新聞記者の質問
3.旅立ち 関西空港からアンカレッジへ
4.「早く南に向かいなさい」舟津圭三さん夫婦の助言
5.400kmも人家のないアラスカハイウェーにて
6.モハーベ砂漠とアメリカの草原を超えて
7.「いつまででも泊って行きなさい」アメリカ人パスターナック教授との出会い
8.不安でいっぱいのメキシコ入国
9.モントレ-市でのメキシコ人家族の大歓迎
10.靴屋の兄さんにまねかれて
11.メキシコのクリスマス
12.エルサルバドルに上島JACC評議員をたずねて
13.治安のよいはずのコスタリカで盗難にあう
14.ゲリラ、麻薬、強盗の多いコロンビアで豊かな生活を営む日系人たち
15.エクアドルからHCJB日本語ラジオ放送に出演
16.地球温暖化-ガラパゴス諸島
17.日系大統領アルベルトフジモリ官邸見学でみた観光客たち
18.日系新聞社と日系人たち。
19.リマ在住の秋田さんの教訓「夢は実現するためにある」

第2章 西ヨーロッパ(1999.6-2000.8)
1.スカンジナビア白夜のノードカップ(最北端)をめざして。
2.ファロエ諸島-美人が多く、親切な人々が暮らす小さな島々
3.風のアイスランド一周
4.台湾から応援に駆けつけてくれた謝さん一家
5.10年来の知人フランスのストームさん一家を訪ねて
6.冬の始まり。氷点下のテント生活
7.99年11月 ベルリンの壁崩壊10周年記念と建設ラッシュ
8.美しいプラハの町で若者たちからビールで歓迎
9.ドイツのゴッピンゲンでのクリスマス
10.豪雪のスイス
11.熱風のスペイン

第3章 アフリカ(2000.8-2001.9)
1.アフリカの入り口モロッコにて
2.西サハラは地雷と強盗集団の待つ砂漠
3.モーリタニア一泊500円の安宿
4.ダカールの大使館員近藤さん宅にてスイス人サイクリストクロードさんを看病
5.銀行預金カードのトラブル
6.サハラ砂漠からサバンナへ
7.1泊70円のガーナのYMCA
8.おいしいマンゴーが20円のトーゴ
9.悪名高いナイジェリアのラゴス市
10.カメルーンでアフリカの星サッカーのエンボマ家族に迎えられる
11.賄賂を強要する官憲たち
12.ナイロビでマラリアに疾患
13.ナイロビはヨハネスブルグに劣らぬ窃盗、強盗の都市
14.動物王国をサファリで見学
15.キリマンジャロ登頂
16.経済難のジンバブエの首都ハラレで私を世話してくれた裕福な白人家族
17.ナミビア、悪事で転倒、工事トラックに救助される
18.最南端アガラス岬

第4章 東南アジア、オーストラリア、南米、北米(2001.9-2005.7)
1.悲劇の歴史と貧困の中で明るく親切なカンボジアの人々
2.ブリスベンからメルボルンまで
3.82歳の登山家ヒラリー卿を訪ねて-オークランド
4.40年間自転車で旅を続けるドイツ人ハインツさんと過ごしたイースター島での5日間
5.チリの陽気な首都サンチアゴ
6.南米の最南端で出会った日本人の旅行仲間たち
7.パタゴニアの暴風の日々
8.チロエ島の親切な安宿グローブトロッター
9.南米最高峰アコンカグア登頂
10.友人の死
11.病の旅人恵美子さんとスティーブさんから父への手紙
12.アンデスに墜落した飛行機から九死に一生を得たパラドさんとの対面。
13.昨日は警察署、今日は消防署-ブラジルでの宿泊
14.南米横断とアマゾン船下り
15.ブラジルべレンでキャシュカードを盗まれる
16.金欠
17.カーター元大統領と対面
18.アントニオ猪木さんからカンパ
19.日本では放浪者、アメリカではチャレンジャー

第5章 再び西ヨーロッパへ(2005.7-2009.10)
1.フランスにてハインツさんと再会
2.イタリア人サイクリストとともにモンブラン登頂
3.旅の夢は広がるばかり
4.「お母さんへ」-スイスよりローズさんからの手紙
5.6年ぶりのマドリード
6.ポーランド-戦争の傷跡
7.バルト三国からロシアへ
8.モルドバ共和国首都にて名誉市民賞を受ける
9.内戦の傷跡がまだ残る旧ユーゴスラビアの国々
10.パリのサイクリングクラブの講演会にまねかれて
11.スペイン、ブルゴス市での講演
12.チュニジアでサイクリング賞を受ける
13.親日的なトルコ人たち
14.中東走行
15.101カ国目 イスラエル
16.アフリカ北部の人々
17.イエメンで日本人観光客の多さに驚く
18.贅沢な石油産出国の人々
19.ノーベル平和賞受賞者とイランで会う
20.グルジアにて戦乱に遭遇
21.トルクメニスタン
22.標高4000mの峠をいくつか越えるカラコルムハイウエイ走行
23.私の自転車に合うサイズのチェーンがインドでは手に入らなかった
24.エベレスト街道にて野口健さんとの出会い
25.インドネシアのサイクリングクラブに招かれて
26.バンコクの日本人社会
27.インド以来の腫れものを昆明の病院で治療
28.西安でJACC30周年セレモニー開催の知らせ