ルールズ・オブ・プレイ―ゲームデザインの基礎〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 719p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784797334067
  • NDC分類 797.9
  • Cコード C0055

内容説明

ゲームが作り出す遊びとは?ゲームが取り囲まれている文化とは?意味ある遊びを生み出す原動力とは?ゲームデザインの観点から、ゲームとその遊びを語りつくす。

目次

3 遊び(遊びを定義する;経験の遊びとしてのゲーム;楽しみの遊びとしてのゲーム;意味の遊びとしてのゲーム;物語の遊びとしてのゲーム;シミュレーションの遊びとしてのゲーム;人づきあいの遊びとしてのゲーム)
4 文化(文化を定義する;文化の表現法としてのゲーム;開かれた文化としてのゲーム;文化的な抵抗としてのゲーム;文化的な環境としてのゲーム)

著者等紹介

サレン,ケイティ[サレン,ケイティ] [Salen,Katie]
ゲームデザイナー、インタラクティヴデザイナー、デザイン教育者。これまでMIT、テキサス大学、パーソンズ美術大学、ニューヨーク大学、ロードアイランドデザイン学校、ヴィジュアルアーツ学校などで教鞭を執ってきた

ジマーマン,エリック[ジマーマン,エリック] [Zimmerman,Eric]
ゲームデザイナー、ゲームデザイン理論家であり、ゲームラボ(gameLab)の共同創設者でCEOを務める。これまでMIT、テキサス大学、パーソンズ美術大学、ニューヨーク大学、ロードアイランドデザイン学校、ヴィジュアルアーツ学校などで教鞭を執ってきた

山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。コーエーでのゲーム制作(企画・プログラム)を経て、文筆業・ゲーム作家。専門学校東京ネットウエイブにてゲームデザインや数学の講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

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ゲームについて理解が進むだけではなく、様々な分野への応用ができる内容だった。記号や、ルールによる仕組みが、どのように現実(を模したもの)を表し、「意味」を持ち、人や社会を動かのすかを詳解しているため、創作や言語学はもちろん、経営や社会政策、コミュニティデザイン、非線形系の理解にも応用できそうだと感じた。本の流れとしては、物語などのゲームの各要素が、どのように「意味のある遊び」を生み出すかについて述べられている。後半に行くほどゲーム外の要素(人づきあいや文化)を取り込む内容に広がっていく。2015/12/30

Cat_See

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お気に入り2015/06/10

セイバー

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意味ある遊び、MTGとか自分が知っているゲームが出てきてた箇所は読み易かった。見抜きについての話も……2015/03/29

monado

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下巻は実際の遊びとゲーム文化に関しての考察。素人からするとゲーム=ルールと思ってしまうが、遊びと文化という概念をおさえなければ空中楼閣であることがよくわかる。 かなりわかりにくい説明がところどころでてくるものの、ゲーム文化にそれなりに接していれば読みこなせるレベルで書かれている。とりあえずこの一冊を読めばゲームに関する何たるかに関してそれなりの自信を持てる。2014/12/25

常磐条(ときわとおる)

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『意味の遊びとしてのゲーム』『物語の遊びとしてのゲーム』『シミュレーションの遊びとしてのゲーム』『人づきあいの遊びとしてのゲーム』などはゲーム体験についてぐっと深く理解する助けとなります。またそれは『ゲームデザイナーは直接的にルールと構造をデザインすることで、プレイヤーの経験を間接的にデザインしている』という言葉に集約されます。さらにその一点集中した力は文化の壁を突き破ります。ゲームは『文化に関わる信念や価値観で充ちた表現のシステム』であり『文化を学ぶための社会の文脈なのだ』というのは強いメッセージです!2013/07/15

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