内容説明
本書は、司法制度の現状を分析し、その未来を展望したものである。冷静な現状認識と解釈論的作業を踏まえ、制度設計も関心対象として取り扱っている。
目次
1 憲法編(解題;裁判の公開;三審制(審級制)
陪審制・参審制 ほか)
2 行政法編(解題;行政訴訟制度の現在と未来―行政訴訟制度史を振り返って;行政訴訟へのアクセス(原告適格;処分性)
実効的権利救済(仮の権利保護;高度の専門技術的争点に関する審理のあり方) ほか)
3 民事訴訟法編(解題;民事訴訟へのアクセス―訴訟にかかる費用の問題を中心に;非訟事件手続の手続保障;ADR―裁判外紛争解決制度 ほか)
著者等紹介
亘理格[ワタリタダス]
北海道大学法学部教授。1953年生まれ。東北大学大学院法学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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