内容説明
自然環境が問い直されているいま、一方では、人間が本来もっていたはずの、あるがままの心理・生理の自然状態が問い求められている。今、洋の東西の、人間の心と身体を見守ろうという動きが、21世紀を目前に〈モーニングケア〉で焦点を結ぼうとしているのだ。税所式モーニングケアは、5つの実践法から成り立ち、それぞれに複数の基本目的を有した、古くて新しい健康法である。その中味と成果を公開する。
目次
プロローグ ケーススタディで知る“心の病”
第1章 ストレスは肉体をも崩す(健康生活への条件;現代病の主役・ストレスとは何か;ストレスからの解放)
第2章 ノイローゼが広まっている(ノイローゼとはどのような病気か;ノイローゼが原因で増えるうつ病;ノイローゼの予防は心の健康から)
第3章 心の病気は心で治す(精神身体医学とはなにか;心と病のからくりを知る;からだに反応する心を読む)
第4章 「モーニングケア」で闘おう(税所式早起き健康法;「誓ひ」による自己認識法;365日早朝散歩による精神集中法;早朝体操と自律訓練法;「日記療法」の価値;私の精神分析療法)