内容説明
「メディア異人列伝」11年分を一挙まとめて単行本化!硬派・軟派、右派・左派、地道な学者からAV女優まで、多彩なジャンルの異人を網羅した本書は、1993~2004年における日本のメディア状況が読み取れる、一大メディア年代記である。
目次
外山恒一
姫野カオルコ
バクシーシ山下
玉木正之
中森明夫
掛札悠子
神足裕司
テリー伊藤
石川次郎
西村珠美〔ほか〕
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
フリーライター。1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店に約七年間勤務の後、『宝島』および『別冊宝島』の編集、ライターを経て、93年ごろよりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、幅広い媒体で取材・執筆活動を行なっている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
16
1993年4月号から、休刊となった2004年4月号まで11年間、『噂の真相』に連載されていたものをまとめた本。毎月1人、作家、評論家、漫画家、脚本家、映画監督などをインタビューを元に紹介しています。連載を全て収録は出来なかったようで、その辺の事情に関しては「あとがき」に書かれています。また、各年ごとにまとめられており そこには収録されなかった人の名前も書かれているのも面白いです。松田哲夫は「王様のブランチ」のブックコーナーレギュラーになる前の95年、福島瑞穂も国会議員になる前の 96年(続く 2019/07/01
阿部義彦
6
晶文社のぶ厚い本ブックオフの200円コーナーで購入。今は無き雑誌「噂の新相」に掲載された永江朗さんの評伝を書籍化したものです。雑誌を買っていた当時もこのコラムを楽しみにしてました。所謂先物買いの快感ですかね。ブレイク直前や潜伏期のまだ無名に近い人をインタビューした上で永江 流にエールを送ってます。以下主な面子。テリー伊藤、姫野カオルコ、ヒロミックス、齋藤美奈子、坪内祐三、阿部和重、室井佑月、中村うさぎ、森達也、卯月妙子、吉田豪、辛酸なめこ、しりあがり寿、豊崎由美、リリー・フランキー、雨宮処凛、嶽本のばら2015/12/03
スパゴー
3
雑誌「噂の真相」で連載されていたインタビューコーナーをまとめた本。やっぱり噂の真相…と言いたくなるような人選(笑)一癖もニ癖もある方々ばかりで、それぞれの生き様にも興味がわいてきました。掲載拒否をされた方の名前まで記載する所がらしくて笑ってしまった。2015/01/20
Anaje
1
気になる人だけをポロポロと読む 手放してしまった永沢光雄の本が もう一度読みたくなった2017/12/15
hiratax
1
「噂の真相」の名物連載である。「批評の事情」はこれより前に読んでいたかと。2005/05/28