イギリス職人ばなし

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794965134
  • NDC分類 502.33
  • Cコード C0095

内容説明

日本の町や村から職人の手仕事が消えゆく。では、イギリスではどうだろう?職人からの聞き書きをライフワークとする著者がイギリスを旅し、8人の職人に話を聞いた。ビヤ樽職人。箒職人。釘鍛冶。鞴づくり職人。コラクル舟職人。バスケット職人。屋根葺き師。町の鍛冶屋。―どこでも同じ職人気質に出会うこともあれば、お国柄の違いに驚かされることもある。英国の田舎町で職人の話に耳を傾けているような気がしてくる本。

目次

ビヤ樽職人―アラステアー・シムズ
箒職人―アーサー・ナッシュ
釘鍛冶―ルバート・リア
鞴づくり職人―ジョン・ジョーンズ
コラクル舟職人―ピーター・フォークナー
バスケット職人―ラッセル・ロジャー
屋根葺き師―デビッド・タービット
町の鍛冶屋―コナン・スターディ

著者等紹介

塩野米松[シオノヨネマツ]
1947年、秋田県角館生まれ。小説家。アウトドア作家としても活躍。その一方、ふつうの日本人の職業と生活を記録する聞き書きにもとりくむ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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志村真幸

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 ビールの樽、箒、ふいご、コラクルという川船、屋根葺き、ロンドンの鍛冶屋など8人にインタビューしている。  仕事場を訪れ、目の前で作業を見せてもらいながらの取材で、まさにその場でつくっている雰囲気が伝わってくる。  イギリスの職人たちの出自がバラバラなのが興味深い。徒弟として鍛えたひとたちもいれば、独学で身に付けたひともおり、さらにイギリス政府による専門学校で学んだひとたち、代々携わってきた家系のひともおり、それぞれ学び方も体験も異なっている。 2022/06/18

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