フィレンツェの石

フィレンツェの石

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794802897
  • NDC分類 237
  • Cコード C0022

出版社内容情報

遠近法の生まれた都市へあなたを誘う!イコノロジカルな旅を楽しむための初の知的フィレンツェ・ガイド。

内容説明

遠近法の生まれた都市のあなたを誘う。イコノロジカルな初のフィレンツェ史。

目次

第1章 現代のフィレンツェ
第2章 顔のない女神
第3章 ダンテの都
第4章 危険な遠近法
第5章 ドゥオーモと芸術家たち
第6章 トスカーナの『春』
第7章 メディチ家の盛衰

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

16
ダンテは書いている、中世フィレンツェが平和を享受した期間はわずか10年。14世紀フィレンツェ市民は政治的にあまりにも性急でまともな政体作りはとても不可能、結果フィレンツェではほとんどの政治形態の実験が行われた。古典の秩序を建築に持ち込もうとしたアルベルティの目論見はフィレンツェでは失敗、かれはマントヴァの支配者に気に入られた。ウッチェロは遠近法にみせられ、頭がおかしくなった最初の現代芸術家。遠近法は妖術、魔術。彫刻や建築は共和国の勢威を誇示するためのもの。メディチ家は薬屋であって貴族ではない。ー>2021/06/02

とぽすたぱす

0
三章過ぎたあたりから著者ノリノリ。2012/01/12

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