内容説明
スイング時代の巨匠たち―トランペット奏者として第一線で活躍してきた著者が、自ら見聞きした30年代のジャズ・シーンを鮮やかに再現する。ジャズマンの書いたジャズの歴史。
目次
ジャン・ゴールドケット楽団
フレッチャー・ヘンダースンの思い出
レコーディング・ビジネス
ボーイ・ミーツ・キング―ルイ・アームストロング
スイング・トロンボーンの父―ジミー・ハリスン
テナー・サックスの父―コールマン・ホーキンズ
ある開拓者の物語―レッド・ノーヴォ
エリントン王国(デュークとの日々;トリッキー・サム〈ジョー・ナントン〉讃歌;栄光のバーニー・ビガード;フロッグ〈ベン・ウェブスター〉とわたし;バリトンのボス〈ハリー・カーネイ〉)
カッティング・セッション
やさしく流れよ、あまいリズムよ―ジョン・カービー
わが相棒、ビッグ・シド―シドニー・カトレット
わたしの見たベニー・カーター
天才について思うこと―アート・テイタム
追補(カウント・ベイシー;レックス・ウィリアム・スチュワート・ジュニア)