テロリズム―その論理と実態

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761555
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0000

内容説明

自爆テロは世界を変えうると信じ、テロリストは果断に攻撃するのか。圧倒的戦力で対テロ戦争に過剰に邁進する先進大国は、テロ殱滅作戦下に市民的自由をも侵害してはいないか。主義主張から実態までテロリズムの錯綜する諸相を明快に分析し、テロなき世界を目指し民生的・政治的解決の必要を訴える緊急の書。

目次

1 テロを問う(掛け金の増大;二〇〇一年九月一一日 ほか)
2 危険を査定する(安価で破壊的;なぜテロ攻撃はめったに起こらないのか ほか)
3 国家テロ(国家テロを遂行する;国家安全保障体制 ほか)
4 道徳と歴史(三つの考え方;道徳、歴史論争の奇異な点)
5 戦争と政治のあいだ(別の読み方;あらゆるテロは地域的である ほか)

著者等紹介

バーカー,ジョナサン[バーカー,ジョナサン][Barker,Jonathan]
長年にわたってカナダ・トロント大学にて政治学を講じる。その間アメリカ・アリゾナ大学でも教える。インド、セネガル、タンザニア、ウガンダ等の地域政治を研究。著書多数。トロント市在住

麻生えりか[アソウエリカ]
慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得済み退学。イギリス文学専攻。現在、青山学院大学文学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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