内容説明
集団精神療法が各種精神疾患患者への効果的な治療法であることは、昨今周知の事実である。また、この治療方法は、まことに実践しがいのある医療行為でもあり、集団精神療法の参考書の類が強く望まれている。本書は、集団精神療法の基礎理論から実際までを、極めてわかりやすく具体的に解説する。
目次
第１章 基礎編（集団精神療法の歴史；集団精神療法とは何か；社会の中での集団；看護と集団精神療法；ソーシャルワークと集団精神療法）
第２章 技法編（集団精神療法の構造；集団精神療法の技法；集団精神療法の研修；集団精神療法の場所；集団精神療法の運営；集団精神療法の評価）
第３章 実践編―集団精神療法の諸方式（話し合いによる集団精神療法；アクティビティ・グループ；レクリエーション療法；作業療法；治療共同体）
第４章 実践編―集団精神療法の諸領域（セルフヘルプ・グループ；神経症者の集団精神療法；児童の集団精神療法；アルコール依存症者の集団精神療法；入院精神分裂病者の集団精神療法；デイケアにおける精神分裂病者の集団精神療法）
