ヨーロッパ精神の源流―その栄光と挫折と教訓の探求

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  • サイズ A5判/ページ数 377p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790712015
  • NDC分類 230
  • Cコード C1022

内容説明

ヘレニズムとヘブライズムを源流として、栄光と挫折の歴史を貫くヨーロッパ精神が鮮やかに描き出されている。歴史とは何か、歴史から何を学び、歴史をどう生きるべきかを深く考えさせられる。「ヨーロッパの歴史」を理解するために必読の書。

目次

序章 わたしたちは歴史から何を学ぶか
第1章 二つの文化・二つの民族・二つの資料集
第2章 古典時代の文化と歴史
第3章 ヨーロッパ世界の誕生
第4章 ルネサンスと近代国家の萌芽
第5章 国家と教会の衝突―近世ヨーロッパ社会の展開
第6章 ヨーロッパ市民社会の形成と展開
第7章 二〇世紀の幕開けとヨーロッパ諸国
第8章 第二次世界大戦とヨーロッパ秩序の再編
終章 ドイツ再統一と現代ヨーロッパ

著者等紹介

シュヴァニツ,ディートリヒ[シュヴァニツ,ディートリヒ][Schwanitz,Dietrich]
1940年ドイツ北西部ルール地方の一角、リッペ河畔ヴェルネに生を受ける。正規の学校基礎教育を受けぬままフリー・スクールを経て、9年制ギムナジウムへ進学。卒業後、ミュンスター、フライブルクの大学、イギリス・ロンドン大学、アメリカ・フィラデルフィア大学で英語学と歴史学、哲学を専攻。1978年以降ハンブルク大学英文学教授。97年退職、以後作家として文筆活動に専念。英文学者としての多岐にわたる業績とは別に、哲学・文学・言語・歴史・思想・知識・芸術などさまざまの分野にわたる著書、CD版も数多く出版

小杉尅次[コスギカツジ]
静岡産業大学経営学部教授。専門:地球文明学・哲学。1942年静岡県天龍市(現浜松市)に生まれる。1963年静岡大学中退、東京神学大学編入学(学部・大学院修士課程)。卒業と同時に、1968年大韓民国(ソウル大学・大韓長老会神学大学大学院修士課程)へ留学し、70年3月帰国。1977年1月ドイツ連邦共和国(旧西ドイツ)へ研究留学。ハンブルク大学併設宣教研究所(Missionsakademie)と同大神学部博士課程に所属しながら、ドイツ近・現代思想史の研究に従事、1983年1月同大からPh.D.取得、5月帰国。1995年4月静岡産業大学に奉職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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