内容説明
「するスポーツ」から「語るスポーツ」へ。スポーツは真面目に考察されることがあまりにも少なすぎた。この傾向に敢えて挑んだ意欲的な19番ホールの社会学論集。
目次
1 現代社会におけるスポーツ(スタジアムの詩学―プロ野球を中心として;テレビの中のスポーツ―マラソンを中心として;ゴルフの記号学;スポーツ近代化論から見た相撲)
2 社会問題とスポーツ(近代オリンピックの宿命―マス・デモクラシーとオリンピック;身体をもったアフロディーテ;不安としての健康)
3 スポーツ研究の手がかり(遊びの論理学―パラドックスの快楽としての遊び;スポーツを考えるための基本文献)