内容説明
「現実社会のクラリス」とも呼ばれる著者ヘレン・モリソンは、30年以上もの長きにわたって連続殺人犯に面接し、プロファイリングを重ねてきた。「連続殺人犯」を殺人犯たらしめているものは何かを探ろうと、どの連続殺人犯にも共通する脳のパターンがあるのではないのかと。そこで解き明かされた真実とは、想像を絶するものだった―。
目次
1 童顔の殺人鬼リチャード・オット・メイチェック
2 『サイコ』のモデル、エド・ゲインと連続殺人犯の歴史
3 名士だった殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシー
4 ヨークシャーの切り裂き魔とウェイン・ウィリアムズ
5 ボビー・ジョー・ロングの手紙とリアルな悪夢
6 連続殺人犯とその家族
7 ロバート・バーデッラの恐るべきサディズム
8 引き金―マイケル・リー・ロックハート
9 ローズマリー・ウエストと連続犯罪のパートナー
10 国際的な現象―リオの児童殺害犯
11 DNA鑑定とグリーンリバー殺人鬼
著者等紹介
モリソン,ヘレン[モリソン,ヘレン][Morrison,Helen]
小児精神医学をはじめとする、一般精神医学の専門家。法精神分析医としての資格も有す。いままでに4冊の学術書の編集、共同執筆にたずさわり、125以上の論文を発表している。その活動は国内外におよび、115以上の国で講演を行っている。現在はシカゴに夫と子どもたちと暮らしている
ゴールドバーグ,ハロルド[ゴールドバーグ,ハロルド][Goldberg,Harold]
ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー、ヴァニティ・フェア、エンターテインメント・ウィークリーなどの雑誌に記事を執筆。ニューヨーク在住
大野晶子[オオノアキコ]
翻訳家。成城大学文芸学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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