操られる死―“安楽死”がもたらすもの

操られる死―“安楽死”がもたらすもの

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788799363
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0036

内容説明

そこでは一体、何が起こっているのか?“安楽死先進国”オランダと合法化への動きの見られるアメリカで、患者の同意のないまま「安楽死」が行われている現実を明るみに出し、安楽死進推派のロジックをえぐり出した衝撃の書。

目次

第1章 自殺、自殺幇助、病気
第2章 自殺を売り込む
第3章 死に誘われて
第4章 安楽死の政治学
第5章 自殺を癒す
第6章 なぜオランダで?なぜアメリカで?
第7章 理論と現実
第8章 だれが決めるのか、昏睡と痴呆
第9章 キュアからケアへ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒナコ

9
アメリカの精神科医による、終末期医療や安楽死(自殺幇助)についての議論。著者の立場としては、安易に安楽死や自殺幇助に頼らず終末期医療における緩和ケアを充実させるべきだというものである。また、安楽死や自殺幇助が簡単にできることによって、緩和ケアに割く資源が削減され、ますます患者が安楽死へと向かうようになるという鋭い指摘もあった。→2021/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1093913
  • ご注意事項