消費資本主義論―変容するシステムと欲望のゆくえ

消費資本主義論―変容するシステムと欲望のゆくえ

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 22X15cm
  • 商品コード 9784788503892
  • NDC分類 304
  • Cコード C1033

内容説明

銀行、M&A、コンビニ、子ども、地価都市、システム住宅、パトロネージ消費、自民党、クスリ、宮崎事件、クルマ、カラオケ、アイドルなどの具体的なモノとコトの分析をつうじて、肥大する欲望と身体感覚の変容のあとをたどり、われわれがどのような社会に生きているのかを浮き彫りにする。

目次

新しい貨幣の出現を讃えて
境界としての銀行
M&Aの現象論―相対的価値の彼方へ
コンビニエンス・ストア論―来店者を挑発する活性化の構造
学校と子ども―消費をめぐる攻防
〈地価都市〉論―戦後家族の位相をめぐって
変容するシステムとしての住まい
他者の幸福のための消費
ビジネス書を読む―予測の需要と可能性
現代サラリーマン事情―「女」からみた
自民党と派閥―その政治経済学
変容する世界と薬物
宮崎勤事件―高度資本主義社会における身体感覚の変容
クルマ走行論―スピードを観点に
歌の“解体”とカラオケ
アイドル論―未知な現在のハイ・イメージ・アイドル
「花博」論―自然のファシズム文明の爛熟か