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内容説明
初学者を対象に、計算機の動作原理にかかわる重要な基礎事項を、ハードウェア寄りの観点から、さらに動作や構成の原理を重視しながら、解説した書。論理設計の基礎と本質的概念をできるだけわかりやすく解説。次に、この上位の階層である計算機ハードウェア設計のためのレジスタトランスファ論理について、機械語命令やマイクロ命令と計算機の論理設計との関連など、その接点も十分理解できるよう配慮しながら、解説している。この階層では、レジスタなどを基本モジュールとして、これらのモジュール間の情報伝送を系統的に記述することにより、演算レジスタ・演算部や記憶部を制御する信号を発生する制御部の論理設計を行う方法を解説する。さらに、各モジュールは、組合せ回路あるいは順序回路として構成することができるが、並列加算回路などの応用事例を通してその具体的構成方法を述べている。
目次
1 序論
2 ブール代数と組合せ回路
3 情報記憶回路
4 モデル計算機
5 計算機のハードウェア設計
6 順序回路の設計
7 演算システムの構成