内容説明
顧客視点の小売経営への転換は、競争の激しい流通業界のひとつの潮流になりつつあります。本書は、著者の自店での体験に基づいた実践マニュアルです。
目次
1 小売業界の新潮流(顧客識別小売手法の出現)
2 顧客識別小売手法の基礎(FSPとデータ収集;テクノロジーと情報システム ほか)
3 新しい企業構造の確立(カスタマー・カテゴリー・マネジメント;組織変革 ほか)
4 顧客識別小売手法の実践(マーケティングと広告;カスタマー・カテゴリー・マネジメントの実践 ほか)
5 次の段階(顧客識別小売手法の発展;利益を生むマネジメントのための統合)
6 結び(小売業界の実態;終わりに寄せて)
著者等紹介
ホーキンス,ゲーリー・E.[Hawkins,Gary E.]
米国ニューヨーク州シラキュースにあるスーパーマーケット、グリーンヒルズ・ファームのCEO(最高経営責任者)として他に先駆けてFSP(フリークエント・ショッパー・プログラム)を実践。その豊富な経験と実績から、顧客データに基づいたCCM(カスタマー・カテゴリー・マネジメント)の第一人者として知られ、顧客と小売業の間で“ワン・ツー・ワン”マーケティングが求められる時代のニュービジネスモデルを提唱している。それが「顧客識別小売業」である。ホーキンス氏はまた、データ・ワークス・マーケティング・グループの社長であり、顧客識別マーケティングの世界的権威として、欧米だけでなく、アジアでも活躍中だ。日本では、三菱商事との提携の下、数多くの小売業の指導に当たっている
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