哲学教科書シリーズ<br> 生命倫理学入門 (第3版)

哲学教科書シリーズ
生命倫理学入門 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784782802120
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3310

内容説明

健康と病気の問題、医療の問題は、昔から人々の関心事であったはずである。とはいえ現在、以前の何倍もの関心を人々に呼び起こしているようにみえる。その背景は何かを探る。

目次

生命倫理学とは何か
健康・病気・医療
生殖技術
移植医療
科学的医学の論理と倫理
人工妊娠中絶
安楽死
人間とは何か
ターミナルケア
遺伝子技術
インフォームド・コンセント
今後の医療と生命倫理学

著者等紹介

今井道夫[イマイミチオ]
1967年東京大学文学部哲学科卒業。1974年北海道大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。1989年札幌医科大学医学部助教授。1995年札幌医科大学医学部教授。2010年札幌医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シン

5
色んな学問分野があるものだ。 勉強になる。2007/03/17

KenYa

4
倫理とかクソ喰らえだと思ってる派なので生命について何か知れたらな、と考え読んだ。倫理に対してクソだと思ってる理由は人間が醜いからですね。僕らは今生きてるのだけどそれは他の生き物の命を奪って生き延びてるわけですよ。なのに殺人はいけないだとか、DNAを弄るのはいけないだとか、おかしい。牧場とかで食うためだけに育ててる動物に対しては大して触れられねぇし。汚いはずなのに正当化してるのが気持ち悪すぎる、それならいっそのこと開き直って好きだからやっているの方が清々しい2021/06/04

aya

1
抜群に分かりやすかった。書名に「入門」とあるのに「入門」ではない本を山と見てきたが、基礎知識の全くない私がスラスラと読めたということは、これは私にとって立派な入門書たり得たということだろう。この本に出会えてよかった。2016/06/01

ソーシャ

1
生命倫理学の話題をコンパクトにざっとさらう本。広い話題が取り上げられている一方で、あまり面白みは感じられませんでした。(分野の性質上しかたない気もしますけど)どんな話題があるか、基本的な知識を概観するのにはいい本だと思います。2015/03/09

白いカラス

0
先日の授業楽しく聴講いたしました。先生の素朴さと倫理観が安らぎを与えてくれました。講義の不足分はこの本で十分に伝わってきます。今井先生の人柄も窺える一冊だと思います。2013/06/01

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