ノーム・チョムスキー 学問と政治

ノーム・チョムスキー 学問と政治

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784782801192
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1010

出版社内容情報

言語学者で政治的活動家でもあるチョムスキー。この二つの側面の本質的な結びつきとは?少年時代の人格形成期に遡りつつ合理主義、アナキズム等をキーワードにその本質的な結びつきを明らかにすることを試みる。

内容説明

この伝記はノーム・チョムスキーという現代の言語学、政治、認知科学、哲学において主軸となる人物を形成するのに寄与した知的、政治的環境を描写すると同時にまた、スペイン市民戦争、広島・長崎への原爆投下、国防総省へのデモ行進などの事件を含む過去数十年間における政治の歴史をも提示している。本書がとりわけ強調する点は、制度としての大学の利用あるいは誤用に関するチョムスキーの見解、意味のある政治的参加に関する彼の評価、ポストモダンに関する彼の疑念である。

目次

第1部 チョムスキーを育んだ環境(家族、ヘブライ語学校、小学校;ゼリッグ・ハリス、アブカー、ハショメル・ハツァイア;フンボルトとデカルト的伝統)
第2部 チョムスキーが作り出した環境(知識人、大学、国家;コミサールとしての知識人)