「不安」は悪いことじゃない―脳科学と人文学が教える「こころの処方箋」

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「不安」は悪いことじゃない―脳科学と人文学が教える「こころの処方箋」

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781616797
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0011

出版社内容情報



伊藤浩志[イトウヒロシ]
著・文・その他

島薗進[シマゾノススム]
著・文・その他

内容説明

不確実な時代を生き抜くための考え方とは。脳という「人体のメカニズム」、生き方を指し示す「思想」…。異なる「2つの視点」で考える“不安とは何か”論。

目次

第1章 「不安」とは何か
第2章 現代社会の「不安」
第3章 進化する脳
第4章 不安・自由・個人
第5章 不安を遠ざける社会
第6章 不安が社会を脅かすという専門家
第7章 「不安をめぐる対話」

著者等紹介

伊藤浩志[イトウヒロシ]
1961年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。ストレス研究で博士号取得。専門は脳神経科学、リスク論、科学技術社会論。独立研究者。関心事項は、現代社会のストレスと不安、健康格差、福島原発事故後の健康問題など。元新聞記者。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、脳死臓器移植、遺伝子組み換え食品など、科学・先端医療がからむ社会問題を担当した

島薗進[シマゾノススム]
1948年生まれ、宗教学者。東京大学名誉教授。上智大学大学院実践宗教学研究科教授・同グリーフケア研究所所長。宗教学をベースに、死生学やスピリチュアリティなど境界を超えて幅広い活動を精力的に展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

40
脳神経学者と宗教学者の共作。前半が脳について。啓発本の類に、大脳新皮質の発達が人間の進歩のように言われるが(大雑把なまとめだけど)、その為に環境破壊があったり戦争があったり、衣食住の食以外が必要だったり、本当に進化? 地球を破壊する役割としての生物が人間?って思う時がある。後半は、宗教学者が漱石を取り上げていたり、原発事故の不安など。◎漱石を読み直したくなった。けど、積読本も待っているし。◎生きている限り不安がなくなることはない気がする。ただ、安定剤などの薬が手放せなくなることとは、次元が違うと思う。2020/03/29

2
霊長類の中で唯一、ヒトは白目を持つ 他者に自分の視線を共有させる2020/09/21

De PalmaX

1
不安を消すための本、ではなく不安を受け入れるための本。むしろ、不安を消すという解決法に懐疑的な主張の本だった。本書では東日本大震災の原発問題が中心的だったが、トランプ政権、コロナウイルス、ウクライナ進攻など更に不安を煽り不安による分断が進んでしまった感が強い。だからこそ、不安とうまく付き合っていかないといけないなと月並みだが思った。2022/04/13

ろくたろう

0
今、社会に対して感じられているだろう不信や不安は、それぞれの持つ身体的直観的感覚に対して、公の発表がしっくりと来ないことにも一因があるのでは、と思うのだけど、その乖離というか、どこまでも平行線の様な嚙み合わなさについて、本著は正面から取り組んでいる様に思う。重要な事にも関わらず、その様な試みはこれまで余り目にすることが無かった。とても勉強になったし、自分自身について振り返させられる箇所もあった。伊藤氏のパートも島薗氏のパートも、読みやすく書かれており、大変興味深い。2021/03/08

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