フィギュール彩<br> 昭和30年代に学ぶコミュニケーション―不易流行の考え方

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フィギュール彩
昭和30年代に学ぶコミュニケーション―不易流行の考え方

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779170645
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0330

出版社内容情報

スマホなどのネットに席巻されている現代だからこそ、

時代を超えて見失ってはいけない、

変わることのない「不易のコミュニケーション」とは何かを

改めて考える必要がある!



「あの頃はよかった」という単なるノスタルジーではなく、

「ちゃぶ台での食事」「手紙でのやりとり」

「伝統的な年中行事や祭から学ぶこと」など、

昭和30 年代のコミュニケーションのありかたを通して、

メディアとコミュニケーションの違い、

「コミュニケーション時間」を平易な言葉で分かりやすく

考察します。



※ 前著『ソーシャルメディアの罠』は、

高校入試の国語の試験でも採用されました。

鹿児島県立楠隼高校国語科入試問題にて出題!

序 章 

     電車内の「スマホ中」  

     多様化し続けるメディア 

     何のためのメディアなのか

     コミュニケーションは進歩したのか

     時代を少しだけ巻き戻してみる  

     本書の構成  



第1章 なつかしき昭和30年代とは  

     なつかしさの訳  

     昭和30年代のイメージ  

     ちゃぶ台ワールド  

     日々の買い物はコミュニケーションの場  

     マス・メディアは特別なもの  

     当時の生活に欠かせないコミュニケーションの場  

     現在と何が違うのか  

     当時のコミュニケーションの力  



第2章 コミュニケーションの不易さ  

     ネット社会以前のコミュニケーションのカタチ  

     まず他者を知ることから  

     対話する中で、相手との距離が近づく  

     場を共有することは楽しい  

     「間」も大切なコミュニケーション  

     ともに働くと、他人事にならない  



第3章 見失われてしまったコミュニケーション  

     年中行事にみるコミュニケーションのカタチ  

     見失われてきた年中行事  

     祭はコミュニケーションの宝庫  

     手紙というコミュニケーションのカタチ  

     手紙にみる他者を思いやる工夫  

     時間をかけることの意味  

     習熟するための日々の習慣  



第4章 コミュニケーションの「温故知新」  

     「温故知新」とは  

     昭和30年代コミュニケーションから学べること  

     コミュニケーションのバランスを考える  

     ステークホルダーという関係の考え方  

     バランスを取り続けていく工夫  

     昭和30年代を見直すヒント  



第5章 「手紙」のコミュニケーション力  

     昭和30年代の手紙事情  

     『手紙屋』の魅力  

     手紙を通して、なぜ心が成長できるのか  

     「文通」が復活する意味  

     手紙を通して生まれる関係  

     時間をかけたコミュニケーションの力  

     表現のためのあくなき工夫  



第6章 「旧暦」から生まれるコミュニケーション  

     「旧暦」に注目する理由  

     「旧暦」とコミュニケーションのつながり  

     コミュニケーションの生活化  

     生活習慣はコミュニケーションのトレーニング  

     生活には情報のデトックスも必要  

     ヒューマン・スケールを忘れない  



終 章   

     ささやかな3つの補足  

     メディアは直線、コミュニケーションはスパイラルに進む  

     「コミュニケーション時間」を考える  

     自然との対話こそコミュニケーションの基礎  



     参考文献・資料  



     あとがき~昭和30年代への追想~  

宮田 穣[ミヤタ ミノル]
みやた・みのる
相模女子大学人間社会マネジメント学科教授、
博士(コミュニケーション学)。
1959 年金沢市生まれ。1983 年一橋大学社会学部卒業後、
大手印刷会社、教育出版社で、マーケティング・編集・調査
・研究・広報など多様なキャリアを蓄積。
仕事の傍ら、
1999 年東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科に
社会人入学。研究を重ね、2004 年博士課程修了、博士号取得。
2006 年民間企業から大学に仕事の場を移し、
本格的に研究活動を開始。現在に至る。
専門は、コーポレートコミュニケーション、
企業の社会的責任、NPO 論、企業広報、行政広報、
組織内コミュニケーション論など。
著書として、『ソーシャルメディアの罠』(彩流社)、
『サステナブル時代のコミュニケーション戦略』(同友館)、
『協働広報の時代』(萌書房)。
共著では、『叢書 現代のメディアとジャーナリズム2 巻
ネットワーク社会』(ミネルヴァ書房)、
『…

内容説明

スマホなどのネットに席巻されている現代だからこそ、時代を超えて見失ってはいけない、変わることのない「不易のコミュニケーション」とは何かを改めて考える必要がある!「あの頃はよかった」という単なるノスタルジーではなく、「ちゃぶ台での食事」「手紙でのやりとり」「温故知新」「伝統的な年中行事や祭から学ぶこと」など、大きな時代の転換期でもあった昭和30年代のコミュニケーションのありかたを通して、メディアとコミュニケーションの違い、「コミュニケーション時間」を平易な言葉で分かりやすく考察する。

目次

序章
第1章 なつかしき昭和30年代とは
第2章 コミュニケーションの不易さ
第3章 見失われてしまったコミュニケーション
第4章 コミュニケーションの「温故知新」
第5章 「手紙」のコミュニケーション力
第6章 「旧暦」から生まれるコミュニケーション
終章

著者等紹介

宮田穣[ミヤタミノル]
相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科教授、博士(コミュニケーション学、日本で第1号)。1959年金沢市生まれ。1983年一橋大学社会学部卒業後、大手印刷会社、教育出版社で、マーケティング・編集・調査・研究・広報など多様なキャリアを蓄積。仕事の傍ら、1999年東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科に社会人入学。研究を重ね、2004年博士課程修了、博士号取得。2006年民間企業から大学に仕事の場を移し、本格的に研究活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

栄吉

2
★★☆☆☆ 【図書館】現代のコミニュケーションを考える。電車の中での風景は同じ事を思っていた。便利なツールではあるが、煩わしい時もある。特に予測変換などで退化している気にもなる。コミニュケーションとは?色々と思う一冊です。2023/06/14

Kentaro

1
ダイジェスト版からの要約 昭和30年代の象徴として、『ALWAYS 三丁目の夕日』のちゃぶ台を囲んで行われる食事風景からわかることは、家族と食事をしながら、極めて近い距離で面と向かって会話をする機会が日々定期的にあることです。当時は、自宅に冷蔵庫がない家庭が多く、買い物は基本的に毎日必要となります。手間と時間をかけ、売り手と会話をしながら日々買い物をする様子が、当たり前であり、日々の買い物は、まさにコミュニケーションの場でした。改めて「コミュニケーションとは何か」について、泥臭く考えてみたいと思います。2018/04/05

田中峰和

1
現在、コミュニケーションの主流になった感のあるLINEやSNSなどを否定しているわけではない。そうではなくて、昭和30年代と現代のコミュニケーションをブレンドさせてバランスをとることを提唱している。昭和30年代のコミュニケーションの在り方を通して、メディアとコミュニケーションの違い、コミュニケーション時間を解り易い言葉で考察する。30年代は「週刊新潮」の創刊を皮切りに、数々の雑誌が出され、テレビ放送が28年放送に始まるなど、メディアの創成期であった。口コミからマスメディアへの変遷が始まった時期でもある。2016/09/12

achajp

0
手紙によるコミュニケーション、旧暦による時候や行事の共有を取り上げていた。コミュニケーションはバランスと習熟とのこと。2016/08/23

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