絶歌―神戸連続児童殺傷事件

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784778314507
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1997年6月28日。
僕は、僕ではなくなった。
酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。

「少年A」――それが、僕の代名詞となった。
 僕はもはや血の通ったひとりの人間ではなく、無機質な「記号」になった。
それは多くの人にとって「少年犯罪」を表す記号であり、自分たちとは別世界に棲む、人間的な感情のカケラもない、
不気味で、おどろおどろしい「モンスター」を表す記号だった。

内容説明

1997年6月28日。僕は、僕ではなくなった。酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。

目次

第1部(名前を失くした日;夜泣き;生きるよすが;池;それぞれの儀式 ほか)
第2部(ふたたび空の下(二〇〇四年三月十日~四月上旬)
更生保護施設(二〇〇四年四月上旬~四月中旬)
ジンベイさんとイモジリさん(二〇〇四年四月中旬~二〇〇四年五月中旬)
最終居住先(二〇〇四年五月中旬~二〇〇五年一月)
旅立ち(二〇〇五年一月~二〇〇五年八月) ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

182
少年Aには彼なりの言い分があったのは分かった。けれど加害者本人が手記という形で、世間に心の内を言うのには納得できない。納得できないけれど、読んでよかったとも思う。元少年Aはあくまでも「元」であって、今はもう社会的には大人と見なされるはずだ。名を名乗れ!とも思った。どんなに収入が少なくとも、人が嫌がる仕事だろうと、働き続けてほしかった。何よりもまず淳くんと彩花ちゃんのために、自分のしたことに苦しみ抜き、黙って働く事で責任をとってほしかった。病んでいる?確かにそうだね。だって深いところでは今も変わっていない。2015/09/07

*すずらん*

125
まず初めに書きたいと思った元少年Aと読みたいと思った私の需要と供給によって、ここに一つのレビューがある事を記しておきたい。彼の異常性を知れば知る程、なぜ親が気付かないのか怒りにも近い疑問を感じた。そして驚くのは単に命を奪うだけではなく悍ましい行為にまで及んだ彼が、年月を経た今 生きたいと言えるその根性だ。私なら大罪を背負い切れず確実に自殺を選ぶだろう。彼が生きたいと思うのは、手厚い更生のお陰なのか?それとも真のモンスターの証しなのか?どの面下げてという言葉があるが、残念ながら私達はその面を知らないのである2015/06/13

いっしーたっくん

109
購入者まで叩く風潮があるので躊躇はしましたが好奇心から読みました。僕が知りたい事は書かれてなかったです。加害者の感情ばかりでそれが次第に言い訳に聞こえました。ただ、どこまで本人が書いた文章でしょうね、スラスラ読みやすいとは思いました。出版した事によって今後どうなっていくか気になります。2015/06/21

扉のこちら側

104
初読。2015年646冊め。少年/刑事事件や更生保護に関する仕事も引き受けることもあり、仕事の参考資料としてと言い訳しながら購入してしまった。遺族へ事前の相談もなく出版に至った経緯は残念だと思う。内容としては古今東西の文学作品からの引用や、どこから見たような文句が度々目に付き、どこまで元少年が自分の言葉で語っているかは明確には理解できない。ただ元少年の更生プログラムには、実際私が仕事で関わっている方々も参加されており、感情論ではあるがそれらが無駄だったとは決して思いたくはないのである。法律に関しては(続)2015/06/12

みんと

95
謝罪のためと言うより自分はこういう人間だから、わかってほしいという自己主張のための出版だったとしか思えない。 刑を終えて出てきてからも、自分の思うとおりにならない時は怒りを抑えきれずに衝動的な態度に出てしまうのは変わっていない。常に危うく、爆弾を抱えているようだ。 元少年Aに対してはどうしても良い印象を持つことはできなかった。2015/10/07

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