ART OF LIVING生きる技術!叢書<br> 最終講義―生き延びるための六講

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ART OF LIVING生きる技術!叢書
最終講義―生き延びるための六講

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774147093
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C3036

内容説明

人間はどのように欲望を覚えるのか、どうやって絶望するのか、どうやってそこから立ち直り、どうやって愛し合うのか…。2011年1月22日、神戸女学院大学で行なわれ、多くの人々に感銘を与えた「最終講義」を含む、著者初の講演集。超少子化・超高齢化時代を迎えて日本の進むべき道は?学びのスイッチを入れるカギはどこにある?窮地に追いつめられた状況から生き延びる知恵とは?…いまを生きるための切実な課題に答える。

目次

1 最終講義―神戸女学院大学二〇一一年一月二二日
2 日本の人文科学に明日はあるか(あるといいけど)―京都大学大学院文学研究科講演二〇一一年一月一九日
3 日本はこれからどうなるのか?―“右肩下がり社会”の明日―神戸女学院教育文化振興めぐみ会講演会二〇一〇年六月九日
4 ミッションスクールのミッション―大谷大学開学記念式典記念講演二〇一〇年一〇月一三日
5 教育に等価交換はいらない―守口市教職員組合講演会二〇〇八年一月二六日
6 日本人はなぜユダヤ人に関心をもつのか―日本ユダヤ学会講演会二〇一〇年五月二九日

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。武道家。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。多田塾甲南合気会師範。『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tui

43
自分にとって新しいこと、腑に落ちることが、ここに書かれている。そう確信させる何かが、内田氏の著作にはある。なので、講演録である本著も、平易な文章にもかかわらず、読むのに時間がかかった。とかくセンセーショナルな印象がつきまとう氏だが、それは痛いところを突く能力のずば抜けた高さによるものだろう。また、左向きと言われるが、これだけ主流に懐疑的であればそう受け止められても仕方ないかと(私は好きな路線ですが)。内田氏が武道とユダヤ研究の二つを志した動機の身も蓋もなさを、さらっと吐露している。その潔さにはびっくり。2015/04/15

mura_海竜

40
内田さん2冊目。ゆめにこさんから紹介。ありがとうございます。図書館本。2008年~2011年講義のまとめ。内容は、今の世の中においての存在しないもの/測れないものへの価値観の軽視や場当たり的な即効性のある手当の要求、将来的なビジョンの不足に関連。ユダヤの項は読みませんでしたが、付箋数は計36。ヴォーリズ建築の話が良かった。建築もその場に行って、身体の感覚すべてを研ぎすさみ、共鳴することをしないで理解したとは決して言えない。倍音の重要性と倍音的文体の作家。価値観が違うこと異なる意見を持っていることが大切。2013/09/15

kochanosuke

32
「僕がそんな質問で絶句するわけないじゃないですか(笑)。」がカッコいい。内田先生の講演集、たいへん良かったです。読みながら"座右の書"になるかも!?と思ったもの。「文科省の役人なんか、ほとんど全員そう信じている。そんなわけないじゃないですか。そういうシンプルな人間観で教育政策を立案してきたから、日本の教育制度はここまで崩壊しちゃったわけですよ。」などもキマってる。読んだばかりの『なぜ、国際教養大学で人材が育つのか』と合わせ高等教育についてだいぶ勉強になりました。2012/10/14

Gatsby

27
会場に足を運んで聞きたかった、内田先生の神戸女学院での最終講義と、その数日前に行われた京大の大学院での講演が収められているので購入。大学でフランス文学を専攻した者として、「日本の人文科学に明日はあるか(あるといいけど)」というテーマに惹かれた。研究者の姿勢に対する厳しい批判と、おそらくはそれでもなお…という少しの期待が語られたのだと思う。敬意と好奇心を以て知性に遇する、自らの「わくわくどきどき感」を後継世代にパスすることの大切さが語られる。自分の中にもそういう姿勢があるか、自問してみる。2011/07/02

アメフトファン

25
神戸女学院大学の名誉教授で武道家の著者の講演をまとめた本。内田氏のするどい視点による話ら勉強になりました。沖縄問題や自民党と民主党に対する鋭い分析。北方領土が何故帰ってこないのかという氏の組み立てるストーリーには思わずなるほどなと膝を打ちたくなるぐらいストンと入って来ました。特に氏が警鐘をならす教育問題については是非文科省の方も良く考えて今後に生かして欲しいなと思います。それにしてもこういう先生の授業を学生時代に受けたかったです。2013/11/01

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