内容説明
1900年10月から約2年間、国費留学生としてロンドンに滞在した漱石が、4つの下宿で共に暮らした人々を独自の観察眼で語る。
目次
第1章 大英博物館近くの滞在先
第2章 晩秋のハムステッド
第3章 文芸の苗床キャンバーウェルの宿
第4章 ダリッジの陸軍大将相当従軍牧師夫妻
第5章 トゥティングの侘住まい
第6章 ザ・チェイスのミス・リール姉妹
著者等紹介
武田勝彦[タケダカツヒコ]
1929年東京小石川生。上智大学院修了。慶応義塾大専任講師。トロント大、ハワイ大客員教授、早稲田大助教授、教授。インディアナ大、ヴァンダービルト大、ブラウン大客員教授
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