地震予知と社会

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  • サイズ A5判/ページ数 147p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772240468
  • NDC分類 453.3
  • Cコード C1044

内容説明

地震学者と科学ジャーナリストが「科学と社会」を語る。そして、みんなで討論する。構成が面白い。地震予知する側の判定会会長溝上氏による東海地震の解説、予知はできないという地震学者北大の島村氏による予知の現実性の解説、神奈川県防災局の杉原氏は対策現場の実情を語り、朝日新聞の泊氏は科学ジャーナリズムのあるべき姿を説く。そして討論。地震の専門家でないメンバーによる、地震学者や科学ジャーナリストの言説に対しての討論はわかりやすい。

目次

1 地震予知と火山噴火予知の研究者の役割
2 地震予知と社会
3 地震予知の可能性・現実性
4 地方自治体から見た地震予知と地震防災対策
5 地震予知と「成熟した社会」
6 全体討論
7 「地震予知と社会」へのとりくみ

著者等紹介

神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年生まれ。総合研究大学院大学名誉教授。地球物理学が専門

平田光司[ヒラタコウジ]
総合研究大学院大学教授

溝上恵[ミゾウエメグミ]
1936年生まれ。東京大学名誉教授。地震学が専門

島村英紀[シマムラヒデキ]
1941年生まれ。北海道大学大学院理学研究科教授。海底地震学、海底地球物理学、地震学一般が専門

杉原英和[スギハラヒデカズ]
1958年生まれ。神奈川県防災局防災消防課。地震防災対策が専門
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