内容説明
本書では、小集団が個人の意思決定過程に及ぼす影響、いわゆるマイノリティ・インフルエンスについて環境配慮行動の意思決定をベースとしながら論じている。
目次
環境問題をとりまく社会的状況
マイノリティ・インフルエンスに関する研究の動向
環境問題におけるマイノリティ
実験(シミュレーション・ゲーミングによる自己犠牲的行動スタイルの操作;“海洋汚染ゲーム”における自己犠牲的マイノリティの影響;社会的コンフリクトの顕在化と自己犠牲的マイノリティ)
総合的考察
著者等紹介
野波寛[ノナミヒロシ]
1968年福井県生まれ。1990年岡山大学文学部卒業。1994年名古屋大学大学院文学研究科博士課程中退。名古屋大学文学部助手を経て、現在、関西学院大学社会学部助教授
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