内容説明
本書は経済データと統計分析に関する入門書である。おもに経済統計学の学習を前提としているが、計量経済学の初歩の学習にも適するように配慮している。前半では経済データの一般的特徴と日本の主要経済統計(人口統計、労働統計、賃金統計、物価統計、家計調査、国民経済計算等)の解説を行う。後半では経済データの統計分析について学習する。そして最後に、これらの概念の拡張として、初歩の回帰分析を解説する。
目次
第1章 経済分析と統計分析
第2章 データ
第3章 経済データの整理
第4章 確率と確率分布
第5章 統計的推定―母平均の推定
第6章 統計的仮説検定―母平均の検定
第7章 その他の仮説検定
第8章 回帰分析