人権の現代的構造と課題

人権の現代的構造と課題

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  • サイズ A5判/ページ数 405p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784770704627
  • NDC分類 323.01
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(九七条)を踏まえて制定された、現行憲法の人権規定に光を当てて、ここ十年間に書いてきた論稿の一部を集成したものである。すなわち、憲法上の人権の本質やその有り様を、学説、判例等を素材にしながら、現代社会のなかでどのような法的構造と課題を負っているのかを、多面的視点から論究したものである。

目次

第1章 人権総論
第2章 憲法の平和条項をめぐって
第3章 個人の尊厳と幸福追求権
第4章 新しい人権―特にプライバシー権をめぐって
第5章 平等原則―男女雇用機会均等法とその課題
第6章 信教の自由権と政教分離原則をめぐって
第7章 民主社会と「知る権利」
第8章 生存権論
第9章 子どもの人権論
第10章 教育権について―日本とアメリカ
第11章 公務員の労働基本権について
第12章 私人相互間の人権保障
第13章 「適正法定手続の保障」について