連合軍の小失敗の研究―第二次大戦の勝者に見る失錯の本質

連合軍の小失敗の研究―第二次大戦の勝者に見る失錯の本質

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769808640
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0095

内容説明

失敗は、勝者の側にも数多く存在した!戦勝国・イギリス、アメリカ、ソ連、フランス―その勝利の影に見え隠れした戦争指導、戦略・戦術の失敗の数々を、新しい視点と斬り口で徹底的に分析を加えた書き下ろし戦争文化人類学。日本という国の新しい未来に大いなる示唆をあたえるユニークな第二次大戦研究。

目次

第1部 イギリス軍の失敗(対潜作戦;シーレーン防衛の失敗 ほか)
第2部 ソ連軍の失敗(ソ連指導部の見通しの誤り;情報を信じなかったスターリンと緒戦の大敗 ほか)
第3部 アメリカ軍の失敗(万能ではなかったアメリカ軍;太平洋戦争初期の零戦の活躍と、弱体なアメリカ軍戦闘機 ほか)
第4部 フランス軍の失敗(軍事大国フランスの敗北;フランス三軍の戦力 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mikarin

1
日本軍の小失敗シリーズと続編本。この手の本は日本側の問題点ばかり書いてある本が多い中、視点を変えて、連合軍側の問題点を考察している点は注目。特にイギリスはアメリカからの大量の各種援助があったからなんとかドイツに勝てたものの(この点はソ連も同じ)、実際は日本同様の島国根性的な発想からくる各種問題があったのは興味深い。完璧な国がない中でも、第二次大戦中アメリカは辛うじて失敗や欠陥が最も少ない(戦争に関しては)国だったという指摘は考えさせられる。2015/02/06

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