目次
第１部 淘汰のダイナミクスと集団遺伝学―離散系の導入
第２部 成長率と生態学モデル―ＯＤＥのＡＢＣ
第３部 試験管中の進化とハイパーサイクル―非生物的プライマー
第４部 戦略と安定性―ゲームダイナミクスのオープニング
第５部 競争、捕食、共生―パーマネンス闘争
第６部 遺伝子給源への後退―勾配とサイクル
第７部 性とゲーム―戦略的、遺伝的進化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PapaShinya
1
この本は、改訂されてイントロの部分が、数学から見た生命という一般向け書籍に、残りの部分が大幅に刷新されて進化ゲームと微分方程式になった。ので、進化ゲームと微分方程式を読めばいいのだけれど、この”進化ゲームと微分方程式”が結構手強い。練習問題も難しい。それに比べて本書は、基礎を丁寧に解説してくれている。式の導出も丁寧。練習問題も解けるレベル。なので、本書を読んで基礎を固めたら、進化ゲームと微分方程式を読むってのがいいと思う。もちろん、最初から進化ゲームと微分方程式を読んで、問題解ける人には不要だが。2024/01/15
