内容説明
世界に冠たる製造業の復活こそ日本再生の鍵。その起爆剤たりえる「タグチメソッド」の原点から新たな方向性まで、示唆に富む一冊。本田宗一郎、豊田英二両氏につぐ米国自動車殿堂入りを果たした著者が提案する新しい方法論。
目次
アメリカ発『タグチメソッド』
統計学との出合い
実験計画法の専門家として
「直交表」を効果的に応用
アメリカでの研究生活を通して
QCRGと品質管理
青山学院大学での日々
アジア諸国とのかかわり
SN比マニュアル分科会の発足
品質とコストのバランスを考える損失関数
進化する総合計測法「MTS法」
デトロイト復活とアメリカでの「論争」
二十一世紀への提言