アカデミック・スキルズ―大学生のための知的技法入門

佐藤 望【編著】/湯川 武/横山 千晶/近藤 明彦【著】

慶應義塾大学出版会（2006/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 160p／高さ 22cm
• 商品コード 9784766413243
• NDC分類 002.7
• Cコード C2000

出版社内容情報

アカデミック・スキルズとは、大学生のための学びの技法。研究テーマの決め方、情報の探し方、まとめ方、文章の書き方、プレゼンテーションのやり方などを具体的かつわかりやすく伝授する。

内容説明

研究テーマの決め方は？レポート・論文の書き方は？アカデミック・スキルズとは、大学生のための学びの技法。研究テーマの決め方、情報の探し方、まとめ方、文章の書き方、プレゼンテーションのやり方などを具体的かつわかりやすく伝授する。

目次

第１章　アカデミック・スキルズとは
第２章　講義を聴いてノートを取る
第３章　図書館とデータベースの使い方
第４章　本を読む―クリティカル・リーディングの手法
第５章　情報整理
第６章　研究成果のアウトプット
附録　書式の手引き（初級編）

著者等紹介

佐藤望［サトウノゾミ］
慶應義塾大学商学部助教授。慶應義塾大学教養研究センター副所長（２００６年～）。１９９２～９６年東京藝術大学博士課程、１９９４～１９９６年ドイツ・ボーフム大学博士課程を経て、１９９６年東京藝術大学助手、１９９９年より慶應義塾大学専任講師。博士（音楽学）。研究分野は、とくに１７～１８世紀ドイツ音楽史で、近年は、音楽教育や教養教育の諸問題、芸術運営論に関わる研究も行っている

湯川武［ユカワタケシ］
慶應義塾大学商学部教授。１９４１年生まれ。１９７２年カイロ・アメリカ大学大学院修士課程修了。中東イスラーム史専攻

横山千晶［ヨコヤマチアキ］
慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学教養研究センター所長（２００４年～）。１９８９年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。１９８２～８３年までダートマス大学（アメリカ合衆国）、１９９４～９６年までランカスター大学（イギリス）に留学。専門は１９世紀のイギリス文学およびイギリス文化で、当時の表象文化、および身体研究が目下の研究テーマである

近藤明彦［コンドウアキヒコ］
慶應義塾大学体育研究所教授。慶應義塾大学教養研究センター副所長（２００２～２００６年）。１９７８年日本大学文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。慶應義塾大学助手、助教授を経て１９９５年より現職。１９９１年から９２年までドイツケルン体育大学留学。専門分野はスポーツ心理学。国際スポーツ心理学会理事、日本スポーツ心理学会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[ゆうひ]

大学生をスルーしたため論文作成や研究を体験したことがないせいか、ちんぷんかんぷんな話でした。ネットじゃなくてきちんとした監修者が編纂している事典を引くべき、正しいと思っていることを疑う、といった心構えは大切かな。と思いました。私は何事もやってみないと理解できないタイプなので、このハウツー本も研究しながら読まないと意味がないのかも。

2015/02/11

[愚の字]

教師別ノートの取り方、調査の仕方、レポートの書き方など知っておきたい情報がきっちりまとめられていて読んでいて心強くなった。

2015/01/16

[びゃあ]

大学での学びがわからなくなったので手に取った本その2。本書は文献のまとめ方やらやんやらを具体的に記してあって、大学に入りたての人なんかはこれをそのまま真似てみて改良してゆくのがよいかもしれない。精読ノートの作り方など学部三年の身にも「なるほど！」と思うところはあったので学年にかかわらず大学生は読んでみるとよいのでは。

2012/01/13

[yukichikei_boy]

「アカデミック・スキルズ」という授業の教科書。これ一冊で、簡単な論文なら問題なく書けると思う。ただし、あくまで入門レベル。ノートの取り方、読書カードの作り方とかあまり教わらないことも書いてあって非常に参考になった。

2010/06/17

[xivia | ゼビア]

主体が座標空間におけるどの位置から対象を見ているか，その視座を明確にするという意識は，主体が客観的であろうとする際に有用だ．(p.111)「どうしても取り組みたいという情熱さえあれば，2~3年後には君たちはその情熱を土台に見違える人間になっているに違いない」(p.23)情熱を持ち，見違える人間になる2~3年を続けていく．

2017/08/08