内容説明
最近のインターネットの爆発的な普及とともに、情報メディアのディジタル化が加速し、人々の生活基盤、社会基盤に占めるコンピュータシステムや情報ネットワークシステムの役割が益々大きくなってきている。このような情報のディジタルメディア化が21世紀に向けて、人間、社会、文化・教育にどのようなインパクトをもたらしていくか。第2回慶応インターナショナル・エグゼクティブプログラム(KIEP)をふまえ、著者独自の分析を加えつつ新たに書き下ろされた21世紀「サイバー社会」への展望。
目次
プロローグ 「技術と人間」の未来
第1章 メディア革命の社会的インパクト
第2章 メディア社会のビジョン
第3章 ディジタルテクノロジーのフロンティア
第4章 ネットワーク社会とビジネスコミュニティ
第5章 メディア社会における法制度
第6章 メディア革命後の高等教育機関の役割
エピローグ 加速する変革の潮流