内容説明
ライトフライヤーから最新鋭のステルス機までの、各時代、各国の軍用機、民間機のスタイリングの善し悪しを、その発想をも含めて、豊富な図面と写真を駆使して検証する。
目次
夜明け時代
第一次世界大戦
第一次世界大戦のなごり
レーサーの時代
大飛行時代
大飛行時代はなお続く
フランスが腐るとき
ナチスが立ち上がった陰に
大英帝国最後の力を賭けて
アメリカの翼は上昇する〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
10
スタイリングは主観のものだから、独断でなければ、面白くないと、著者は言う。そのとおりである。納得できないところも、多々あったが、おっしゃるとおりと敬服する点もあった。2018/12/09
かば◎
0
単に格好いい/悪いでなく、実際に航空機設計の一端に携わった経験と技術に基づく、古今東西の飛行機のスタイリング批評。といってもちまちま理屈を捏ね回すのではなく、印象で一刀両断、そこに理由を乗せて行く手法がなかなか心地よい。とはいっても、(個人的には好きな飛行機なのだけれど)ブレゲー27系のデザインを褒めているのはよく判らないなあ……。