出版社内容情報
戦中派の著者が、いま青春時代にある二人の孫に語りかける形で、自らの戦争体験を具体的に綴り、戦争の悲惨さ、その影響の深さ、大きさ、さらには平和を尊ぶ心のありようなどについて切々と訴える。
目次
第1章 ヨコハマみなとみらいで
第2章 ザンギリ頭の石像
第3章 かもめの水兵さん
第4章 これが戦場だ
第5章 氷川丸、波瀾の歩み
第6章 ララ物資への感謝
著者等紹介
鈴木健二[スズキケンジ]
1929年、東京生れの江戸っ子。豊かな風土に惹かれて北国の旧制高校に学び、さらに阿部次郎ゆかりの大学で西洋美術史を専攻。1952年、NHKに入局。多くのラジオ、テレビ番組に携わり、新境地を開拓した。1988年退職後、熊本県立劇場、青森県立図書館館長として、幅広い地域振興運動を展開。2004年、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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