内容説明
ネットの人間関係は寂しくむなしい?それとも楽しくバラ色なのか?インターネット上での人間行動と、そこではたらく心理メカニズムを最新の社会心理学的な視点から読み解く。
目次
第1章 心理学とインターネットを同じ文脈に
第2章 道具から行動へ
第3章 インターネット行動の個人的/対人関係の否定的側面
第4章 抑うつ、ウソ、ポルノ:オンライン生活の暗黒面
第5章 インターネット上の個人内・個人間行動:肯定的な側面
第6章 共有とネットサーフィン:オンライン・コミュニケーションとウェブ・ブラウジングの利点
第7章 インターネット行動を理解するためのフレームワーク
第8章 過去に学び、明日を展望する
著者等紹介
ジョインソン,アダム・N.[ジョインソン,アダムN.][Joinson,Adam N.]
PhD。英国ランカーシャー生まれ。現在、英国オープン大学教育技術研究所講師。心理学とインターネットに関する多岐にわたる話題(たとえば、コンピュータ媒介型コミュニケーション、ウェブブラウジング、心理学研究のためのインターネット利用、など)に関して研究・執筆活動を行なっている
三浦麻子[ミウラアサコ]
1969年大阪府(北摂)に生まれる。現在、大阪大学大学院人間科学研究科助手、博士(人間科学)。専門は社会心理学、対人行動学。インターネットにおける集団活動やコミュニケーションに関する研究に従事
畦地真太郎[アゼチシンタロウ]
1970年大阪府(北河内)に生まれる。現在、朝日大学経営学部助教授。専門は社会心理学、教育工学。インターネットを使った新メディア開発と匿名コミュニケーションの分析に従事
田中敦[タナカアツシ]
1951年長野県に生まれる。現在、コンピュータメーカー勤務。専門は情報処理技術。システム開発、ネットワーク運用関連の技術指導、管理に従事
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