目次
目撃証言の心理学とは何か
知覚と注意
情動・ストレス
符号化における社会的要因
記憶の変容に関わる諸要因
事後情報効果
想起とコミュニケーション
子どもの証言
人物識別
捜査面接法
想起の諸問題
諸外国における目撃証言
目撃者証言心理学の歴史と研究法
著者等紹介
厳島行雄[イツクシマユキオ]
1952年群馬県に生まれる。1981年日本大学大学院文学研究科博士後期課程単位収得退学。1985年文学博士。1997年日本大学教授(認知心理学専攻)、現在にいたる
仲真紀子[ナカマキコ]
1955年福岡県に生まれる。1984年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得退学。1987年学術博士。1987年千葉大学教育学部講師、教育学部助教授(在任中デューク大学客員研究員)を経て、1999年東京都立大学人文学部助教授(心理学専攻)、現在にいたる
原聡[ハラサトシ]
1951年北海道に生まれる。1982年筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得退学。1996年駿河台大学法学部教授。2001年駿河台大学現代文化学部教授、現在にいたる
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感想・レビュー
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たりらりらん
4
概論を学習済みなので、知っている実験なども多く興味深かった。確実に言えることとして、供述というのは、ただ経験したことを語るということではないということ、物理的な事実だと思っていることであっても記憶は容易に歪ませてしまうということがいえる。特に、偽りの記憶であってもその確信度が高いということを指摘されると(もちろん虚偽報告ではない)、自分が有している記憶は確かなものではないんじゃないかと自身がなくなり、不安に襲われる。人は、自分自身も容易に騙すことができてしまうんですね。2011/01/27
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2021/11/19