フィンランド理科教科書―化学編

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  • サイズ B5判/ページ数 270p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784759815450
  • NDC分類 430
  • Cコード C3043

出版社内容情報

体験をとおして身につける世界標準の「化学」

1章.化学で扱う物質(純物質と混合物/分離と精製)
2章.物質と化学反応(原子と物質/元素/化学反応と化合物/反応速度/燃焼
/他)
3章.空気と水
4章.物質の化学(周期表/化学結合/酸と塩基/塩/自然界の酸性化/他)
5章.生命の化学(炭素化合物/カルボン酸とエステル/炭水化物/タンパク質
/脂質/他)
6章.金属の化学(鉱石/金属の性質/金属の反応/金属のイオン化/電気化学)
7章.身近な製品と化学(石油とプラスチック/化粧品/繊維/ガラスとセラ
ミックス)
8章.環境問題と化学(大気環境/モルの計算)
付表

内容説明

「なぜそうなるか」考えてみよう。難しくても、きっと理解できる。化学は実験室だけのものじゃない。日常生活にも化学は役立っている。環境問題や天気、食べ物についても化学の目で学んでみよう。実験してみよう。本物を体験すれば、もっと化学が面白くなる。

目次

1章 化学で扱う物質
2章 物質と化学反応
3章 空気と水
4章 物質の化学
5章 生命の化学
6章 金属の化学
7章 身近な製品と化学
8章 環境問題と化学

著者等紹介

鈴木誠[スズキマコト]
北海道大学高等教育機能推進機構教授/同大学大学院理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座科学教育研究室教授。1956年生まれ。大学卒業後、旧協和発酵入社、公立中学校・高等学校教諭などを経て、2000年より北海道大学助教授、2003年同教授。専門は、意欲(Self‐efficacy)の分析とその引き出し方、フィンランドの教育課程と学習指導及び教科書や入試の分析、解剖学(両生綱無尾目)。博士(学校教育学)

宇井久二子[ウイクニコ]
翻訳家(フィンランド語)・コーディネーター・建築設計士(一級建築士)。1965年生まれ。日本女子大学家政学部住居学科を卒業後、建築設計事務所に勤務。ヘルシンキ工科大学建築学科での留学を経て、現職。現在はフィンランドの建築・デザイン分野のコーディネート、翻訳を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

14
日本のと違いがわからん。2019/07/14

1
本の作りが日本には無い感じでおもしろいなあ。内容は、決定的な差は無いように思いました。やはり教える人の質か。2013/11/03

Ixy

0
「昔とった杵柄」だけど、学生時代に化学を専攻していた目からみても、教科書としてとても興味深かった。単に学術的なことで終わらせているのではなくて、身近な生活に関連して書かれているところがいい。例えば「チョコレートに含まれている微量金属の種類と量」など。こういうところから化学に興味を持ってくれる人が増えたらいいなぁ。2015/01/09

rumichang

0
とりあえず流し読み。フィンランドの中学校の化学の教科書。日本の中学理科の教科書と比べると内容は広いけど浅い印象を受ける。事項の多さは高校化学より上かも。身の回りに関連することは何でも盛り込んでいる感じ。あと1ページが大きいおかげかレイアウトにゆとりがある。結構おもしろかったです。2014/04/28

shion

0
フィンランドの中学生向けの化学分野の教科書。化学の基礎的な知識から身の回りの現象や身近な物質、環境などへと結びつける展開がいい。化学は自分たちの生活と密接に関わっていることがよくわかるだろう。高校では化学を殆ど学ばない人もいるから、日本でももう少し中学の段階でこんなふうに有機化合物も扱い、世の中に溢れかえる化学物質との付き合い方を学んだり考えたりした方がいい。とてもわかりやすく書かれていると思うので、化学をあまり勉強しなかった大人の方に一読をおすすめしたい。2013/10/20

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