ハルキ文庫<br> 硝子の殺人者―東京ベイエリア分署

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ハルキ文庫
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758432528
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

東京湾岸で乗用車の中からTV脚本家の絞殺死体が発見された。現場に駆けつけた東京湾臨海署(ベイエリア分署)の刑事たちは、目撃証言から事件の早期解決を確信していた。だが、即刻逮捕された暴力団員は黙秘を続け、被害者との関係に新たな謎が―。華やかなTV業界に渦巻く麻薬犯罪に挑む刑事たちを描く、安積警部補シリーズ待望の刊行。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社を経て執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッシュ姉

75
安積班二冊目。東京ベイエリア分署の第三作。第二作が見つからないので飛ばしてしまったが、問題なく楽しめた。安定の面白さ。速水小隊長がオイシイところを毎度かっさらっていくのが素敵。自分史上もっとも気分が安らぐ警察小説になりつつある。もっとも爽快さを味わえる隠蔽捜査シリーズとともに追いかけていきたい。次はいよいよ神南署へ!2016/07/26

めぐ

72
今回は芸能界と覚醒剤というテーマだ。事件のストーリーはありがちな筋ですらすら〜と済んでしまうし、ページ数も少ないので、読み応えは無い。けれど、私は主人公の安積をはじめ、刑事たちのキャラクターが好きだ。特に須田にはもっと思う存分に語らせてあげたいし、黒木の本音も、お酒を飲ませて喋らせたい。とすると、覆面パトカーの運転手は、誰がやるのだろう・・・うーん、間違ってもスープラ野郎の速水は運転手にはしたくないし。2021/07/10

ひさか

72
1991年8月勁文社刊。1998年ケイブンシャ文庫化。2006年9月ハルキ文庫化。東京ベイエリア分署シリーズ3作目。芸能界殺人事件というようなストーリー。安積班の活躍は毎度、頼もしい。2018/03/13

おか

70
シリーズ第三弾。安積さん 部下の特性を生かして 動かしている それ位慣れてきたという事だろう。今回は安積班にあって 一番刑事らしくない須田君の巻 みたいな感じである。そして いつもながらのベイエリア分署のチームワークの良さに 心が和む。2018/11/24

Tsuyoshi

68
東京ベイエリア分署シリーズ第3作。脚本家の殺人事件をきっかけとした芸能界と暴力団、麻薬犯罪との繋がりがテーマの話。対立視する警部補にも毅然とした態度を貫く安積の姿がとにかく凛々しかった。家族とも修復の兆しが見えつつあり今後が気になる展開に。2018/11/03

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