出版社内容情報
《内容》 一般臨床医が専門医へ紹介するときのタイミング、手順、必要な情報等を具体的に解説。また、紹介された専門医から紹介医師への返事の出し方等も具体的に解説。
《目次》
専門医への紹介と事後の対応
序 坪井栄孝
刊行のことば 櫻井秀也
監修・編集のことば 橋本信也
監修・編集・執筆者紹介
I 総論
1患者紹介の意義と目的 橋本信也
2患者紹介のタイミング 青木 誠
3患者紹介状の上手な書き方 鈴木聰男
4専門医側からみた望ましい患者紹介状 橋本信也
【コラム】紹介率と逆紹介率 橋本信也
5専門医側からみた望ましい診療情報の伝達―高齢男子での排尿障害を事例として 小柳知彦
6紹介患者が複数科受診する場合の診療情報伝達の注意 定本清美
7紹介医師への返事の書き方 福井次矢
8逆紹介の意義と目的 大島博幸
9患者紹介後のかかりつけ医の対応 松村真司
10紹介される時・逆紹介される時の患者の気持ち 浅井 篤
11転医義務と「医療水準」 古川俊治
12病診連携からみた患者紹介 瀧谷泰博
13患者紹介と病診連携と生涯教育 櫻井秀也
II 対談〈聞き手:櫻井秀也〉
精神科・心療内科医への患者紹介 上島国利
整形外科医への患者紹介 林 泰史
産婦人科医への患者紹介 武田佳彦
眼科医への患者紹介 増田寛次郎
耳鼻咽喉科医への患者紹介 神崎 仁
小児科医への患者紹介 鴨下重彦
皮膚科医への患者紹介 西岡 清
泌尿器科医への患者紹介 小柳知彦
高血圧症患者の専門医への紹介 猿田享男
心・循環器疾患患者の専門医への紹介 矢崎義雄
呼吸器疾患患者の専門医への紹介 工藤翔二
肝臓疾患患者の専門医への紹介 石井裕正
糖尿病患者の専門医への紹介 村勢敏郎
III 専門医への紹介:common disease
不整脈 大林完二
胃十二指腸潰瘍 平塚秀雄
慢性下痢 神保勝一
慢性膵炎 跡見 裕
甲状腺疾患 伊藤公一
貧血 溝口秀昭
リンパ節腫大 森 毅彦,池田康夫
腎炎・ネフローゼ症候群 二瓶 宏,湯村和子
尿路感染症 稲松孝思
全身性エリテマトーデス 宮坂信之
関節リウマチ 松岡康夫
痛風 山中 寿,鎌谷直之
高脂血症 齋藤 康
脳血管障害 篠原幸人
内容説明
本書は、医師の生涯教育における医療的課題の見地から編まれたもので、医療機能連携がどのように進められるべきかが実践的に書かれた画期的な一冊である。
目次
1 総論(患者紹介の意義と目的;患者紹介のタイミング;患者紹介状の上手な書き方 ほか)
2 対談(精神科・心療内科医への患者紹介;整形外科医への患者紹介;産婦人科医への患者紹介 ほか)
3 専門医への紹介―common disease(不整脈;胃十二指腸潰瘍;慢性下痢 ほか)
著者等紹介
橋本信也[ハシモトノブヤ]
東京慈恵会医科大学客員教授/医療教育情報センターセンター長。主研究テーマは内科学、臨床免疫学、膠原病、医学教育
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