内容説明
ゲーム業界の真ん中で、毎週つづられた雑記帳。
目次
埋もれてしまいそうな名作たちのために
家電からゲーム機へ変貌したプレイステーション2
バイタリティーあふれる韓国のゲームシーンに驚く
客観的に見ても、日経の予想は正しいと思う
Xboxの定価、34800円は高くない
チャレンジスピリットに思わず拍手
セガの賀詞交換会にて
宮本茂さんの存在
『ロード・オブ・ザ・リング』を観てきた
ネットワークゲームへの挑戦〔ほか〕
著者等紹介
浜村弘一[ハマムラヒロカズ]
1961年2月8日、大阪生まれ。週刊ファミ通の編集長を経て、株式会社エンターブレイン代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
13
ご存じ、ヒゲの編集長のコラム集。テーマは①ゲーム業界動向分析②注目作品&クリエイター情報③パパと息子とゲーム④社会にとってのゲームとは?。お気に入りは「今後、ゲームクリエーターはグラフィックをプラスの発想からマイナスの発想に変えないといけなくなる」という、とあるドラクエスタッフの発言に関するコラム。リアルのインフレは、いずれ「新しさ」でなくなる。ヒゲの編集長は「(ゼルダが)ポケットをまさぐるときに、どこを見るわけでなく斜め左上のほうを見るという表情」にその答えのひとつがあると書く。表現て、そうだなと頷いた2017/03/08
スプリント
3
ファミ通刊行から週刊化までの裏話が面白かったです。2002年に書かれた本ですが据え置き機初の本格的な大規模オンラインゲームであるFF11への期待が強く伝わってきます。2014/12/14
とんび
1
2002年前後のゲーム業界はPS2のソフト市場がやっと立ち上がってきたり、911の影響があったり、FFXIが発売されたり、スクエニができたりと、この本に書かれてる通りターニングポイントの年だったね。毎年何らかのターニングポイントだったりする業界ではあるけど。浜村さんはユーザー感覚ないのにユーザーよりっぽく書こうとしてるようなとこある。思いっきり業界感覚の方が面白い気がする。2013/05/06
MASK
1
こちらも発行から時間が立ち過ぎているが、こちらはコラムなので、当時を思い出したながら読むことが出来て満足度は高かった。しかし、この作者の凄さを感じるのは、長年ゲーム業界に携わっている経験も手伝っているのだろうが、未来予想のだいたいが当たっていたことである。最近は出版物を出してないが、これから先の予想を見せて欲しいと思う。2012/01/26
popo
0
読み易いライトな内容。2006/09/13