NTT出版ライブラリーレゾナント
教育とは―イギリスの学校からまなぶ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757141230
  • NDC分類 372.33
  • Cコード C0037

内容説明

大人になる!自立する!知識ではなく考え方をまなぶ「イギリス流知育」のすすめ。創立六百余年、伝統校の大学入試準備課程(シックス・フォーム)に突然放り込まれた、父と子の教養教育奮闘記。

目次

序章 問題からのヒント探し
第1章 イギリスの教育システム―柔軟ゆえの複雑さ
第2章 「庶民」の教育、「エリート」の教育―階級格差の解消へ
第3章 公立か、私立か―悩ましい選択
第4章 義務教育後の二年間―ノリッジ・スクールの場合
第5章 将来に何が必要か―シックス・フォームでの学び方
第6章 知識ではなく考え方を―イギリス流教育の基本方針
第7章 独立への第一歩―大学入学から学生生活まで
終章 「ゆとり」って何だろう―日本の高等教育現場へ

著者等紹介

小林章夫[コバヤシアキオ]
1949年東京生まれ。上智大学文学部教授。専攻はイギリス文学・文化論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆふいん

0
日本とイギリスの教育を比較しつつも、過度にイギリスを礼賛しない姿勢が好ましい。以前、イギリスの学制について調べた際、あまりの複雑さに投げ出したのだけど、なかなか分かりやすかった。息子さんのシックス・フォームでの生活についてもう少しページを割いてほしかった。一番興味があったのはそこなので。2012/09/14

かみーお

0
違うの! シックス・フォームじゃなくて、シニア・スクールの環境が知りたかったの!って思いつつも、かなり楽しく読めた本でした。イギリスのノリッジ校に編入した息子の父親という視点から垣間見えてくるイギリスの教育について(パブリックスクールだけではなく)書かれています。日本とは違う教育制度に、憧れもしつつ、驚きもしつつ、教育のことって各国不透明ですからね。2010/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/599870
  • ご注意事項