空間知能化のデザイン―建築・ロボティクス・ITの融合

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  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757101456
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

内容説明

ポスト・ユビキタス社会においてヒトはいかなる空間に生きるのか。ITとロボティクスが環境に溶け込んだときそこには何が生まれるのか。建築と工学の「知」のコラボレーションの先にひろがる新たな世界へ。

目次

第1章 なぜ「空間知能化」なのか
第2章 「空間知能化」と生活空間
第3章 「空間知能化」と「デザイン」
第4章 「空間知能化」の実現に向けて
資料1 空間知能化に関する研究動向
資料2 相互作用型空間知能化についての概説
おわりに―デザインか、戦いか

著者等紹介

橋本秀紀[ハシモトヒデキ]
1957年生まれ。81年東京大学工学部電気工学科卒業、87年同大学院工学研究科電気工学専攻博士課程修了、工学博士。同年東京大学講師(生産技術研究所)、90年東京大学助教授(生産技術研究所)、現在に至る。89年‐90年MIT客員研究員(LIDS、LEES)。2000年‐03年さきがけ研究「相互作用と賢さ」に従事。可変構造制御系(スライディングモード)で工学博士、その後、モーションコントロール、メカトロニクス、ロボティクス、ITSの研究に従事。現在、空間知能化(インテリジェント・スペース)、ネットワーク・ロボティクス、ハプティクス・インタフェースの研究を進めている。また、社会科学と工学の連携、工学におけるデザインといった学際的な分野を模索している

渡辺朗子[ワタナベアキコ]
東京都出身。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授(特別研究)。アーキテクト・博士(学術)。1989年日本女子大学家政学部住居学科卒業後、93年コロンビア大学大学院建築計画学科修了。99年日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程修了。96年‐99年慶応義塾大学環境情報学部助手、豪シドニー大学客員講師、慶応義塾大学大学院専任講師を経て現職。サイバー時代における空間デザイン学の第一人者として、身体から都市スケールまでを対象に研究、デザイン実践をおこなうほか、国内外での講演や企業との共同研究プロジェクト等、幅広い領域で活動している。著書に『サイバー時代の空間デザイン』(日経BP社)『サイバード・スペースデザイン論』(慶応義塾大学出版会)、作品に「慶応義塾大学G‐SEC Lab」(日経ニューオフィス情報奨励賞)「丸の内シティキャンパス」「G‐SECファニチュアシリーズ」(グッドデザイン賞2003)など
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