内容説明
豊かな海を破壊し、人殺しのための巨大基地を建設しようとする政府・防衛施設庁と素手でたたかい、カヌーによる阻止行動や陸上・海上の座り込みで、ついにボーリング工事を止めた現場からのレポート。
目次
第1章 暗雲迫る辺野古の海(宝の海を歩く;名護市議会で葬り去られた軍民共用空港「白紙撤回」提案 ほか)
第2章 テントに座り込む(辺野古ボーリング強行を止める!;アセス方法書へ一一七五通の意見書 ほか)
第3章 カヌーな日々(辺野古沖、波高し;辺野古に新しい風が吹く)
第4章 単管やぐらの上で(「辺野古移設見直し」のゆくえ;またも「闇討ち」、24時間のたたかいへ)
第5章 やぐらが撤去された(「占領地・沖縄」の現実;振り出しに戻る ほか)
著者等紹介
浦島悦子[ウラシマエツコ]
1948年鹿児島県川内市に生まれる。1991年「闇のかなたへ」で新沖縄文学賞佳作受賞。1998年「羽地大川は死んだ」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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