世界人権問題叢書
アメリカの黒人と公民権法の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750315904
  • NDC分類 316.853
  • Cコード C0322

出版社内容情報

黒人にとっての公民権とは具体的にどのような権利をいうのか。それを保護するための公民権法とは。虐げられた彼らの忍従の歴史を法の観点からたどる。

はじめに
第一章 建国から一八六〇年まで
 奴隷制度の容認
 奴隷貿易
 逃亡奴隷
 自由黒人

第二章 南北戦争から一九〇〇年まで
 奴隷制度の禁止
 解放黒人保護立法
 黒人保護法の形骸化

第三章 二〇世紀初頭から一九四〇年まで
 人種差別の拡大
 (1) 公職選挙
 (2) 刑事裁判
 (3) 労働契約
 (4) 居住区
 (5) 交通機関
 (6) 教育

第四章 第二次世界大戦から一九六〇年代まで
 人種差別の撤廃
 (1) 教育
 (2) 交通機関
 (3) 飲食店など
 (4) 雇用
 (5) 婚姻
 (6) 公職選挙
 報復テロ

第五章 一九七〇年から九〇年代まで
 積極的人種差別是正措置(アファーマティブ・アクション)
 (1) 教育
 (2) 雇用
 (3) 公職選挙
 法の人種差別的執行
 (1) 死刑制度
 (2) 陪審員忌避権
 (3) ロドニー・キング事件

むすび
参考資料
 判例
 法令
索引

目次

第1章 建国から一八六〇年まで(奴隷制度の容認;奴隷貿易 ほか)
第2章 南北戦争から一九〇〇年まで(奴隷制度の禁止;解放黒人保護立法 ほか)
第3章 二〇世紀初頭から一九四〇年まで(人種差別の拡大)
第4章 第二次世界大戦から一九六〇年代まで(人種差別の徹廃;報復テロ)
第5章 一九七〇年から九〇年代まで(積極的人種差別是正措置(アファーマティブ・アクション)
法の人種差別的執行)

著者等紹介

大谷康夫[オオタニヤスオ]
1934年生まれ。1956年小樽商科大学卒業。その後、公立高等学校勤務を経て、現在無職
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