出版社内容情報
自らの望む性と実際の性別との越えられない壁に悩み,苦しむ人びと。日本で初めて公の性転換手術に道を開いた著者が,手術に至る道のりを明かすとともに,性のあり方,社会のあり方について訴える。
第1部 性転換手術までの道のり
一 事の発端とその背景
二 性同一性障害とはなにか
三 倫理委員会はどう考えたか
四 倫理委員会の答申
五 倫理委員会答申後の動き―日本精神神経学会答申と提言
六 本邦初の公の性転換手術にいたる道のり
第2部 性同一性障害をめぐる話題と性のあり方
一 性同一性障害を持つ人がかかえる問題と今後の課題
二 性の多様性と「女らしさ」「男らしさ」
三 性のあり方をめぐる話題―歴史と補遺
内容説明
なぜ倫理委員会は性の転換手術を認めたのか?その経過を委員長自らが明かしながら性とは何か、社会はどうあるべきかを考える。
目次
第1部 性転換手術までの道のり(事の発端とその背景;性同一性障害とはなにか;倫理委員会はどう考えたか;倫理委員会の答申;倫理委員会答申後の動き―日本精神神経学会答申と提言;本邦初の公の性転換手術にいたる道のり)
第2部 性同一性障害をめぐる話題と性のあり方(性同一性障害を持つ人がかかえる問題と今後の課題;性の多様性と「女らしさ」「男らしさ」;性のあり方をめぐる話題―歴史と補遺)