- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
内容説明
本書は、犯罪の被害者や被疑者など「報道される側の人権」を軸に、報道のあり方について考える本である。「東電女性社員殺害事件」と神戸の「児童連続殺傷事件」を主な素材にして、それらをめぐる取材・報道の実態について、その現場から報告、検証し、それを踏まえて問題を考察し、普遍化する。
目次
第1部 〔報告〕事件と報道の現場から(報道不信の町で;少年法とテレビ報道;事件報道と雑誌ジャーナリズム;メディア荒廃の系譜 ほか)
第2部 〔探究〕報道の自由と責任(「印籠」としての人権ではなく;犯罪報道における“自由と人権”;犯罪被害者報道改革試論;少年事件手続と報道における少年の人権 ほか)