国家のなかの民族―東南アジアのエスニシティ

国家のなかの民族―東南アジアのエスニシティ

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750308012
  • NDC分類 316.823
  • Cコード C0036

出版社内容情報

タイの黒タイ族,シンガポール華人,フィリピンの海洋民サマ族,インドネシアのバリ島民など独自の伝統・文化をもつ東南アジア諸民族の調査研究を通し,近代国民国家形成と民族との関係を解明する。

1 東南アジアにおける国民国家の形成とエスニシティ―マレーシアの経験より[シャムスル A.B.中澤政樹・訳]
2 タイ国における黒タイ族の“民族”的位相[綾部恒雄]
3 東北タイのラオス・ベトナム系カトリック教徒におけるエスニシティ―「出仏国記」と7人の殉教者崇拝に見られるアイデンティティの活性化過程[小野澤正喜]
4 民族の存続にむけた戦略―ハート・スィオのプアンにおけるケース・スタディ[ソンブン・スクサムラン 綾部真雄・訳]
5 国家と個人のはざまで―シンガポール華人をめぐって[野口鐵郎]
6 フィリピン・マラナオ社会における慣習・国家・イスラーム―法制度と紛争処理を通して[森正美]
7 スルー海域のサマ族―海洋民の「国民化」過程をめぐって[寺田勇文]
8 インドネシア国家におけるバリ[吉田禎吾]
9 インドネシアの母系社会における国家とエスニシティ―ミナンカバウの家族の言説をめぐって[中島成久]

内容説明

本書は、1990年の6月から1992年の3月までの3年間にわたって、日本側6人、東南アジア側(マレーシア、タイ)2人の人類学研究者によって行われた、「東南アジアにおける国民国家の形成とエスニシティとの係わりに関する文化人類学的研究」に関する実態調査をもとに編まれたものである。

目次

1 東南アジアにおける国民国家の形成とエスニシティ
2 タイ国における黒タイ族の“民族”的位相
3 東北タイのラオス・ベトナム系カトリック教徒におけるエスニシティ
4 民族の存続にむけた戦略
5 国家と個人のはざまで
6 フィリピン・マラナオ社会における慣習・国家・イスラーム
7 スルー海域のサマ族
8 インドネシア国家におけるバリ
9 インドネシアの母系社会における国家とエスニシティ