平和研究
世界政府の展望

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657039255
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C1330

内容説明

アメリカの「帝国」的な行動やグローバル化のもとでのローカルな「現場」の実態を検証し世界政府をキーワードに国際社会のあり方を論じる。

目次

1 歴史と未来のグランド・デザイン(運動としての世界連邦論;危機の21世紀初めにおける三つの理想主義―“力の支配/法の支配”と脱構築的正義)
2 「帝国」と世界秩序(アメリカ帝国論の現状と世界秩序の行方;「新しい戦争」と二つの世界秩序の衝突―9・11事件から世界は何を学ぶべきか ほか)
3 現場の挑戦(ローカル・イニシアティブと平和主義の架橋;アフリカの女性と貧困―グローバリゼーションの波の中で ほか)
学会動向―国際平和研究学会(IPRA)の新たな動き
書評(「テロとの戦争」の1年―批判的眼識が見分けたもの 西谷修著『「テロとの戦争」とは何か 9.11以後の世界』;パックス・アメリカーナの逆説―「帝国」の現在 藤原帰一著『デモクラシーの帝国 アメリカ・戦争・現代世界』 ほか)