世界の教育改革の思想と現状

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  • サイズ A5判/ページ数 303,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784650902136
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C1037

内容説明

教育改革について各国では多様な政策、対応策が早くから提言され、政策化されてきた。もちろん、各国の危機の事情、教育の課題は本論に見るように一様ではなく、したがってその対応も多様・多岐にわたっている。本書は、世界の教育改革の総体的な把握の前梯として、執筆者たちがそれぞれの関心に基づき、各自の専門分野で自由に論じてもらうことを主旨としている。現代の日本の教育危機の根元を抉り、その改革の方向にも役立つものである。

目次

1 教育改革の背景
2 欧米の教育改革の思想と動向
3 東アジア・オセアニア諸国の教育改革と現状
4 教育改革の心情―ドイツと日本から
5 日本の教育改革の現状と課題

著者等紹介

黒沢惟昭[クロサワノブアキ]
1938年生。東京学芸大学教授、中国・東北師範大学客員教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。『国家・市民社会と教育の位相―疎外・物象化・ヘゲモニーを磁場にして―』(お茶の水書房、2000年)

佐久間孝正[サクマコウセイ]
1943年生。東京女子大学教授。東北大学大学院教育学研究科博士課程中退。『変貌する多民族国家イギリス』(明石書店、1999年)
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